(406)古代パンフィリア(現:トルコ) 「テトラドラクマ銀貨」(女神アテナ/ニケ) 紀元前3世紀 「Ch XF」5/5、4/5! SOLD OUT
【商品詳細】
鋳造地: パンフィリア(現トルコ、アンタルヤ県)
鋳造年:紀元前3世紀〜2世紀(2300年ほど前)
重量: 16,67グラム
(スラブ合わせて57,5グラム)
直径:28ミリ
表面: 右向き女神アテナ(コリントヘルメット)
裏面:
1: 古代ギリシャ文字「ΔEI–N」
2: 左向き「勝利の女神ニケ」
3: ニケ右の手に「花冠」、その下「柘榴の実」!
NGC鑑定番号: 2153468-013
NGC鑑定結果: 「CH XF 5/5,4/5」!
専門書:
1: SNG Copenhagen 392
2: SNG France 3, 674–676.
3: Seyrig, Side, p. 63, Appendix, no. 7
4:SNG BN 677
5: SNG von Aulock 4787.
オークション歴:
1: 2021年8月20日Heritage Auction Nb3094 (Lot Nb.34137)
(CH Au 5/5,3/5 FS) 価格4,320 usd
2: 2024年5月20日Heritage Auction Nb61375 (Lot Nb.25121)
(CH Au 5/5,4/5 FS) 価格: 3.000 usd
大雑把に鋳造されたのが多く、一眼で「キレイだ!」って抜きん出るモノが極少ない。特に経年で「シミ」のないが尚更。
特記その1:
本品の美的観点から、そして裏面(ニケ)鋳造の美しさと繊細さからして「Fine Style」が付いても良かったぐらいGood Coinなのです。
特記その2:
鋳造期ですが、紀元前3世紀以降と紀元前2世紀以降の時期で大別されます。紀元前2世紀から全体的に鋳造技術や綺麗さがどんと落ちます。
掻い摘んで言えば「初期」鋳造に限ります。
特記その3:
人気順位は言い難いが、勝利女神ニケの左右に「交差」する「ミントマーク」がより好まれる(本品みたいに)!
特記その4:
「ミントマーク」(歴代の地域行政官/執政官)について、10数種類以上ありまして、一部は下記の通り:
CN
ΔI
ΔN
ΔEI-NO
AP
KAEY
KΛE-YX
AEY
ΣIH。。。
特記その5:
本品の「勝利女神ニケ」は、まるで「踊っている」かの様に見えます。
兎にも角にも、全体的に「おキレイ」!