製造年:1978年 (Pessac, パリ造幣局)
プラチナ品位: 「999/1000」(純)
重量:123グラム!!約4オンス分(3,955オンス)
コイン/スラブの重さ: 約155グラム
直径: 41ミリ
PCGS鑑定番号: 「49728609」
縁:
Agriculture (gerbe de blé, coq, grappe de raisin)
Industrie (marteau, roue dentée, compas)
Commerce (balance, corne d'abondance, caducée)
鑑定結果: Pcgs「唯一」鑑定「SP64」(Proof Specimen)!!
表面: 「REPUBLIQUE FRANÇAISE 50 FRANCS⦁ 1978⦁」
裏面: 「LIBERTÉ ÉGALITÉ FRATERNITÉ ⦁ Dupré ⦁」
「自由-平等-博愛」(デザインオリジナル原作: Dupré)
中央:「ヘラクレス」の左側「自由」化身の立像
右側:「平等」化身の立像。
発行数: 「25個」!
(COA)パリ造幣局発行書番号:「XXIV (24番)」!
参考専門書:
「Essais et Pieforts 」Taillard : ページ535 n.223/p3
(Michel Taillard氏は、私の19/20世紀エセー関連コインの「師匠」であり、20年来の大友人です)
別専門書: KM P652
特記その1: 「第2オイルショック」直後の貴金属高騰で「7」割越えが溶かされたと思われます。
ご存知かと思いますが、最も「大化け化する」コインの一つだと、私の祖国のフランスでも今話題のコインです!
特記その2:
「50フラン純プラチナ」シリーズ鋳造期間は1974年〜1980年 (7年間)
(La Monnaie de Paris)「パリ造幣局」が鋳造した枚数(左側)と(1980年代に)造幣局によって溶かさ、販売済みだけが残った実数(右側)は、以下の通りです。
1974年 50枚 (18枚)
1975年 25枚 (10枚)
1976年 25枚 (6枚)
1977年 20枚 (19枚)
1978年 25枚 (25枚)
1979年 30枚 (30枚)
1980年 40枚 (34枚)
殊更に、注目すべき点は、50年前後前に、
「発売年」に買われたピエフォールがある程度まで、同じく1980年初期に貴金属「高騰」で潰しに売られたピエフォールも数多い!
当時、パリ造幣局に発売されたの「お値段」より、数倍以上「高額化」した貴金属(1980年初期)が当然「潰し」用で、激減した訳です。
第2オイルショック: 1979年
イラン革命、第2次石油危機、1979年11月には(Teheran)テヘランにあるアメリカ大使館の)「占拠事件」。
そして!
12月に「旧ソ連のアフガニスタン侵攻」など矢継ぎ早に事件が勃発。
About Gold’ s History in 1980:
1979年1月、日本国内「Gold」最低価格は「1418円」→ 翌年1980年1月には「6495円」!!
僅か1年間で、「4倍」の鰻登り時代。。。