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(261)古代エジプト プトレマイオス2世 「ペンタドラクマ金貨」 「CH AU STAR」「アレキサンドリア」ミント⭐️「初期の初期」⭐️紀元前282年! SOLD OUT
【商品詳細】
製造年: 紀元前285年〜261年
在位期間: 紀元前282年!
生存中の8/9割近くが紀元前275/272年鋳造以降です。
「Σ 」の下に見かける (盾)« Galate Shield »が(紀元前275年)プトレマイオス2世に採用され、その「盾」のマークを持ってるPentadrachm 金貨は、兎に角、紀元前275年以降鋳造されたのです。 さらに、後々の鋳造には「初期鋳造」と違って、「鷲」の両足中央には「P」マークも追加されました。
本品の希少性が比べ物にならない!
製造地:「アレキサンドリア」
重量: 17,86グラム
(スラブ合わせて58,8グラム)
直径: 24ミリ
表面: プトレマイオス1世(右向き)肖像、首の近く「Aegis」
裏面: 「BAΣIΛEΩΣ ΠTOΛEMAIOY」「Σ」
NGC鑑定番号: 4936358-008
NGC鑑定結果: 「CH AU 5/5,4/5」「STAR」!
専門書: CPE, 276; Svoronos, 547.
オークション歴: Ex Coin Galleries 2/24/1984, lot 9.



特記: プトレマイオス2世在位の「初期の中の初期」に鋳造され、最高のEye-Appealを誇る「STAR」付き!!!


「Σ」シグマは、ギリシャ語アルファベットの18番文字です!

Ptolemy II Philadelphus:

「プトレマイオス2世ピラデルポス」(Πτολεμαίος Β' ο Φιλάδελφος、
紀元前308年 - 紀元前246年、
在位:紀元前285年 - 紀元前246年)

プトレマイオス朝エジプトのファラオである。同母姉であり妻でもあるアルシノエ2世との強い結びつきのため、「兄弟(姉弟)愛」という意味のピラデルポスという異名を持つ。


プトレマイオス朝の創始者プトレマイオス1世とその2番目の王妃ベレニケ1世の息子で生まれた。ピラデルポスには二人の異母兄弟(父の先妻の子)プトレマイオス・ケラウノスとメレアグロスがおり、ともにマケドニア王となったが短期間の支配に終わった。

最初の妻はトラキア王リュシマコスの娘アルシノエ1世で、間に息子のプトレマイオス3世エウエルゲテスとリュシマコス、娘のベレニケの3人の子をもうけた。アルシノエ1世との離婚後、彼は王妃アルシノエ1世の父リュシマコス王の未亡人となっていた同母姉のアルシノエ2世と再婚した。

プトレマイオス2世は、紀元前285年から父と共同統治を始め、父が死んだ紀元前282年から単独統治となる。プトレマイオス2世は、積極的な外征でエーゲ海の諸島を回復、また二度のシリア遠征(第一次シリア戦争、第二次シリア戦争)により領土を拡大し、更にアフリカとアラビアへの隊商路を確保した。さらにファイユームの地をギリシア軍人の植民地として開発するに成功し、これを「アルシノイテス州」と称した。

内政面では宰相アポロニオスにより、ギリシア人を支配階層とする官僚的中央集権国家の生産独占組織と強力な統制経済機構を布き、国富は王朝の歴史を通じ最大となった。文化面でも父の遺業を継ぎ、学士院と附属図書館に多数の学者、文人を招聘しアレクサンドリア文学の黄金時代を現出した。

姉のアルシノエ2世は、最初は王妃アルシノエ1世の父リュシマコス王の妃となり、その死後、異母兄弟のプトレマイオス・ケラウノスと再婚したものの、ケラウノスと対立してから母国エジプトへ逃れてきた。帰国したアルシノエ2世は謀略によってアルシノエ1世を弟と離婚させたうえ南方へ追放させ、代わって自らが弟の妃となった。プトレマイオス3世らアルシノエ1世の子供たちはアルシノエ2世が養育した。


「AEGIS」
アイギス(古代ギリシャ語: Αιγίς、ラテン文字転写: Aigis)とは、ギリシア神話に登場する防具。主神ゼウスのものとも、ゼウスが娘の女神アテーナーに与えたものともされる。ありとあらゆる邪悪・災厄を払う魔除けの能力を持つとされている(ゼウスの防具とされる際は、天空と雷の神である彼の性質から雲の象徴ともされる)。鍛冶神ヘーパイストスによって作られたとされ、形状は楯であるとも、肩当てまたは胸当てのようなものであるとも言われている。幼少時のゼウスに乳を与えた山羊・アマルテイアの皮が張られているとも言われる。なお、「アイギス」とは元々、山羊皮を使用した防具全般を指す名称であった。

神話説明:
ギリシア神話においては、アイギスがアテーナーに与えられた後、英雄ペルセウスが、目を合わせた者を石化させてしまう魔物メドゥーサを討伐し、その首を持ち帰ってアテーナーに捧げると、アテーナーはその首をアイギスにはめ込んだと伝えられている。メドゥーサの持つ、目を見た相手を石化させてしまう能力は首を斬り落とされた後も残り続けており、ペルセウスはメドゥーサの首を持ち帰る際、いくつかの局面(巨神アトラースに会った時、ケーペウス王の娘アンドロメダーを救出するために怪物を倒す時、アンドロメダーとの結婚の祝宴中に乱闘が発生した時など、ただしこれらについては諸説ある)においてメドゥーサの首を使って相手を石化させている。アテーナーはその首をアイギスに取り付けることで、アイギスをより優れた防具にしたという。

なお、ペルセウスがメドゥーサを討伐する際、彼がメドゥーサの姿を見て石化するのを防ぐため、アテーナーはペルセウスに、青銅鏡のように輝く楯を貸した。ペルセウスは眠っているメドゥーサに忍び寄る時、楯を利用してメドゥーサの姿を直接見ることなく近づいたため、石化することなく首をはねることに成功した(近づく時の方法は、楯を通してメドゥーサを見ながらだとも、楯の表面に映るメドゥーサを見ながらだとも、それ以外の方法だったとも言われる)。この時に使われる楯がアイギスだと言われることもある。ただし、形状については上記の様に、肩当てまたは胸当てとして伝えるものもある。

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